この場所はダンゴ虫

 いよいよ2025年も師走に突入。

来年の展望は、改めてお知らせしますが、大まかな方針を言葉にしてみると、

子供たち向けの寺子屋活動を軸にして教育系の本を書いていくとか、

講座をペースメーカーにして仏教研究(原始仏典のアップデート)を進めるとか、

子供向けに漫画で仏教や生き方を解説するとか、

絵本を描くとか?

 

いずれにせよ、生産性をもっと上げないと。しかも新しい方向性に向けて。




そもそもこの場所は、自我や欲望の真逆を突き進もうという変わった場所。

ときおり、オンライン・サロンを開きませんか的な提案や、露出を促すWEBメディアからお声をいただくのですが(とてもありがたいことだと思ってはおりますが=人=)、

そうした場所をのぞいてみると、顔、顔、顔、顔、顔・・・みんな晴れやかでにこやかで、ワタシ頑張ってます(キラキラ☆)感全開で・・

ああ、それだけで気疲れしてしまいます(笑)。


今の時代は、SNSも含めて、どこも「見て見て」意識で作られていて、そうした自意識がお金になっていて。

 

自意識からの自由をめざすこの場所とは、根底にある価値観にズレがあるような気がします。


この場所は日陰が好き。裏道が好き。石の下にうじゃうじゃと身を寄せるダンゴ虫的な世界を好むのです(笑)。


この場所は、時代からも、世間からも遊離した場所。

「入った途端に違う世界を感じる」ような、それくらいの場所をめざしてもよいのかもしれません。


この世にあって、この世を越えた場所、

この世にあって、この世に見つからない場所。

寺子屋の跡地を尋ねて昔を想うように、

「昔はこんな場所もあったのかもしれないね~~」的に遠い目をして想像してもらえるような、

今の時代にあって稀有な、ある意味実在感のない不思議な、人里から遊離したような場所であってくれたらとも思います。

 

 

 2025年12月