執筆後記~『人生をスッキリ整えるノート』

最新刊『人生をスッキリ整えるノート』


市ヶ谷の家の光協会本部に行ってきました。外堀通りにふさわしいかなり立派な建物。

家の光協会って、知ってた人は、ほとんどいないのでは?

実際は農協の一機関で、出版・文化活動を担当している社団法人です。

今回の本の表袖に、「家の光協会とは」の説明書きをつけたのは、著者からの提案です。ヘンな宗教団体と間違われないようにという(笑)。

「へー」のイラストも、最初は、目を点にしてもっと驚いた表情のものを作っていたのですが、ディスってるみたいで悪いかな?と思って、あの笑顔版に替えたのでした。

でも編集者さんも「へー」と思っているらしく、ビックリ顔のイラストでもよかったと言ってます(笑)。


今回引き受けさせていただいたのは、編集者さんがすごく明るくポジティブな人(北陸のお寺の次男坊だとか)で上手に乗せてもらったことと、多少なりとも日本の農業とも関わりを持ちたいという思いから。漫画で農業の危機をレポートするとか?

今回のノートが売れてくれれば、砂粒くらいの貢献になるかも?と思って頑張りました。

 

書店では、最初の一週間の動き次第で、据え置きか返本かが決まるともいいます。


本当はSNS等も使って発信していくべきなのでしょうが、どうしても二の足を踏んでしまいます。しかし著者が引っ込んでいては、動くものも動かないし・・・このあたりは、本が出るたびに感じるジレンマであり葛藤です。

編集者さんと話し合ったのですが、それが世俗の世界だというなら、その中である程度動いて見せなければいけないと思う半面、

いっそ死ぬまで一線を画して、本だけで生き方を伝えていくというスタイルもあっていいのではと思えてきて、このテーマはしばらく続きそうです。


小さな本は、たんぽぽの種みたいな印象があります。咲いてくれるかどうか、わからない。

 

どこかで咲いてくれるようにと願いつつ、空に放つのみです。

 



2023年1月21日