無駄のない心で

読者さんからの感想を受けて:


おたよりありがとうございます。(以下はおたよりにちなんで)

いつもお話ししていることなのですが、あの本に書いたことは仏教の世界のイロハであって、ごくやさしい入門書・教科書のつもりで書いたので、これだけ多くの人がイイ!と言ってくださることは、著者として不思議だったりします。

ただ、翻訳(言葉選び)には最大限気を使っているし、

無駄がなく、音として入ってくる言葉と、理解しやすい展開(つまり論理)を大事にしているし、

なにより慈悲を基準として、人にとって現実に役立つ・使える方法として、内容を吟味しようと努力してはいるので、


そういう厳しい視線で仏教をとらえ直して書き上げた作品なので、そういうところが伝わっているのかな、

伝わっているとしたら、読み取る人(読者さん)たちが優れているんだな、ありがたいなあ


と感じている次第です(=人=ガッショウ)。


心が曇る・ゆるむと、言葉もそうなる。心が散ると言葉も散る・・。

だから無駄のない心でなければと思います。


ありがとうございます。