思いについて


※このスレッドで紹介する文章は、幼い子供から中高生までに向けた言葉に当たります。


書籍化を予定した未公開原稿の一部ですが、たとえば、親や学校や塾の先生などが印字して、草薙龍瞬という名前をつけて、


子供に手渡したり教室に掲示してもらうことは、フリーです(個人として大切にしてもらえるのであれば、もちろん大人でも)。



よい言葉だと感じてもらえたときの話ですけれど。たとえば――



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思いについて



そのときの気持ちにフタをする必要はないし、本当は何を話してもいいんだよ。


そのときの思いは、今の自分にとっての真実だからね。


だって、心の中にちゃんと”ある”んだから。その思いが。



もしその思いが明日も続くなら、それもやっぱり今ある思いなのだから、


君にとっては真実なんだよ。やっぱり大切な思い。



でも今日の思いが明日は変わるかもしれないし。


もし変わったとしたら、

過去の思いはもうなくなったっていうことだから、


もうこだわらなくていいし、思い出さなくていいのかもしれない。



大事なことは、今、自分の中にどんな思いがあるか、ということ。


もしその思いが、誰かと関わっていること(誰かに向けての思い)であれば、


その相手に伝えることも大事なこと。



もう少し自分の中に取っておこう、とか、


もう流してしまおう(流してあげよう)と思えるなら、流してもいいし。



もし自分 一人でその思いを抱えることが、自分にとってつらいと感じるようなら、


その思いはどこかで「選ぶ」必要があるかもしれないね。



もう少し待ってみよう、と思えることも、選ぶということ。



相手に伝えよう、と思えることも、選ぶということ。



もういいや、忘れてしまおう、と思うことも、選ぶということ。



君が今思っていることは、大事な真実。


こんな思いがあるんだ、と気づいて、


あとは、自分で選べばいいんだな、と思えることが、


もしかしたら大切なのかもしれないね。

 

 

 

 2026年2月