『怒る技法』は、最後の「闘い」がほぼ終了――。
カバーも確定、帯も確定。後はカバーのソデ周りなどの細部のみ。
現時点での著者になしうることは、すべてやった感があります。出し切った・・・。
今回は、カバーイラストも、帯コピーも、本当に細部の細部まで、著者リクエストを、出版社&編集者&デザイナー様が汲んでくださいました。
『人生をスッキリ整えるノート』と並んで、今回もカバーイラストを著者自身が手掛けました。唯一無二。
今回、過去のどの作品よりも、著者自身の人間としての思いを託した感があります。
どれだけ世に届くか(売れるか)は別として、出す価値があったと思える作品。この作品だけは、今の時期に絶対に出さねばならない。それくらい、時代的・社会的必要性が高い本。
しかも現時点での著者の筆力マックス(最大限)を発揮。年末からスパートをかけて、同じクオリティのものをもう一度書けと言われても絶対に無理と思えるレベルに到達した感があります。
それこそ本の1ページ分書いていた内容を、わずか1行・1フレーズに凝縮して、サラリとまとめた(本当はもっと広げて書くこともできるが、ページ数の制約もあるし、読みやすさも考慮して、凝集・洗練させた)部分も、かなり多い。
いくらでも長く書ける内容でも、1行で伝わるなら、そっちを選びました。そういう箇所が今回多かった。読む人が、わかってくれれば成功。わかるように書いたつもりだけれど、はて結果はいかに?
『反応しない練習』から8年・・・いよいよ満を持して『怒る技法』の登場。
時代を画する作品になってくれたらと思います。
「正しく怒れる人になろう」が、帯コピー。
心優しい人にこそ贈ります
2023年11月2日