インドから帰ってきて受け取ったのは、あたたかい励ましのメッセージ。
いつも以上に身に沁みた気がします。
というのも、インドから帰るときは、自分をリセット・・・再びゼロに帰るようにしているので。
かつて日本に帰ってきたときは、誰も知る人がいない完全に無の状態でした。今もその心境で毎回戻ってくるのですが、
今回は、日本でもつながっている人たちがいてくれて、励ましてくれたりなんかもしてくれるので、「なるほど、そういうプラスもあるのかぁ」と(少しは)思い直すことができました。
さらに掘り下げると、出家というのは、最初に人の苦しみを見るので、その苦しみを減らせなかった(助けられなかった・・・という言い方をすると、おこがましく聞こえなくもないですが)事実を最初に見てしまいます。
結果的に、仏教(つまりはこの命)は無力、非力・・・という感想も出てきてしまいます。
「自分のことだけ」でいいのであれば、いくらでもポジティブ・楽観を選ぶことはできますが、出家というのは、そういう生き方はしない生き物なので。
正直、あまり(ぜんぜん)ラクではありません。別の苦労を背負ってしまう生き方のような気がします。
それでも「そんなことはないよ」と言ってくれる優しい人たちが今はいることも事実なので、その事実はありがたく覚えておくように努力いたします(^ ^)。
2024年3月8日