始めるか、やめておくか

ある企業の方から:


○○業界は過重労働やそこからメンタルヘルスに問題を抱えて休職や退職に至る人がいるのは、業界全体の課題で、かつ俯瞰すると日本社会全体の課題と感じています。

弊社でも、メンタル不調者の発生を予防するための各種取り組みは行っているものの
食事や運動習慣といった身体に寄った内容であったり、 保健師さん等のリソースを活用した相談窓口等はあれどあくまで「対処療法」だったりと、

変な表現ですが自分自身と心と向き合う時間が最も長いはずなのにそこに対するアプローチが不在と感じていました。

「ネットメディアの活用」は、裾野を広げる目的で是非ご実施いただきたいと感じました。過去を辿ると私が本書を知ったきっかけも○○○○さんのYouTubeチャンネルで紹介されていたことでした。 ビジネスマン向けですとN○○○○やP○○○等は、メンタルスキル向上をテーマにしたコンテンツもたまに見かけます。

子育て系のメディア等も、「産後うつ」や「ネグレクト」等深刻な状況に陥りやすい方々に向けて有用かと思いました。

 

今(草薙龍瞬が)考えていること・・

『反応しない練習』をはじめとする著作に託した内容が、「社会常識」になってくれるくらいに広く知ってもらえたらという思いはあります。

今はSNSはやっていませんが、近い将来ネットメディアを活用して、もっと情報発信していく時期が来るような(始めなければいけないような)気もしています。

大きな目でみれば、日本という社会から次第に希望が減りつつある気が(ある程度の年齢を重ねたからかもしれませんが)してなりません。

「心の使い方」という合理的な視点を貫くからこそ、広く受け入れてもらえる余地が広がり、その分、希望を増やすことに貢献できるかもしれないと感じています。

 ただ、現時点では、ネットメディア(SNS:Y○○T○○○○も含む)に出ていく心の準備ができていません・・・。

 こうした媒体ではたしてどこまで伝わるのか。時間潰しに使われるだけではないか(お気軽に視聴できるだけに、お気軽な範囲でしか心に残らない)と思わなくもなく、

でもそうした傾向はあるとしても、ならば軽い範囲で届く内容を伝えればいいのではないか、伝わらない(伝えない)より、伝わる可能性があるほうが、よいのではないか、

こうしたメディアを通してでないと伝わらない、出会えない、でも受け止めてくれる人たちもいるのではないか、という思いもあります。

特に思うのは、毎日仕事に追われているであろう勤め人の人たちとか、遠い場所でひっそり暮らしている人たちとか。

そうした人たちに届く、伝わる、出会えるという純粋な価値だけ作れるのなら、やってみる意味はあるかなと思わなくもありません。

この点は、ずっと考え続けてきたけれども、まだ答えは出ていません(ずっと思春期(笑)?)。


もし踏み出すなら、みんな幸せになって(なろうよ)、元気出そうよ、という思い全開で、つまりはもとのキャラを全開にして届けたいと思っています。

こんな感じ?(『人生をスッキリ整えるノート』家の光協会から)


2024年11月中旬