この世で最も価値ある営み

 

世の中で最も意義(価値)があること・・・それは、人が生きるため、世が続いていくために、必要なものを創り出すことにあるような気がします。

たとえば、食べるものがなければ生きていけない。だから、食べ物を作る仕事こそが最も(というと語弊がありますが、あえてそう言ってみましょう)価値がある。

なくても生きていける・・ものは、「豊かさ」ではあるけれど、それでも、なければ生きていけないものを作り出すことを、人と社会は最も尊重しなければいけない。リスペクトの順序とでもいえるもの。

子供を育てることは、その点で、最も尊重されるべき価値あることです。

新しい命こそは、本人がこの先この世界でたくさんの可能性を体験できることを意味する。

親になった人がこの世に生きた証にもなる。

この世の中を遠い未来に支えてくれるであろうことでもある。


なおこうした真実を語ると、「私は結婚していないし」「子供もいないし」といった「自分寄せ」の反応をしてしまう人が出てきます^^。

認められたいという欲求が作り出す自意識が、自分に当てはまらない声(見解)を聞いた時に、「私はそうじゃないんだ」という自己否定感(妄想)を作り出してしまう。

でも、それは正しい理解ではありませんよね。

単純に、人それぞれに生き方が違うというだけ。

自分の人生に価値を見出すのは、自分自身。

どのような人生を生きようとも、自分への肯定は自分一人で作るもの。

誰かの見解に自分を当てはめること自体が、妄想の拡張なのです。

※だから世の中の話題でやたら意見の衝突が生まれているのも、本当はおかしいのです。あくまで「仏教に基づく」「この場限りの言及」ですがw。


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